DREAMPOWERに登録されている作業や部品は、すべて作業部品名称マスタで管理されています。
作業部品名称マスタに登録しておけば伝票にコードで呼び出せるのはもちろん、【メンテナンスパック】や【パッケージ】で利用することも可能になります。
作業部品名称マスタの場所はこちら。
メインメニュー → 【マスタ】 → 【F7 伝票系マスタ】 → 【作業部品名称マスタ】
登録されている作業部品を検索する。
作業部品名称マスタには、大きく分けて二つの機能があります。
【検索】と【登録】です。
作業部品名称マスタを開くと、作業部品の検索が一番上に表示されています。
作業部品の検索を利用することで、何千と登録されている作業部品の中から、必要なものだけを絞り込んで表示することが可能になっています。
検索に利用できる項目は複数ありますが、すべて入力する必要はありません。
探しやすい項目だけにキーワードを設定して検索してください。
コード
作業部品に設定してある【コード】を基準に検索します。
含み一致による検索になります。
キーワード例
コード【ABCDE99】の部品を探したい場合。
キーワードは【ABC】でも【CDE】でも【99】でも検索が可能です。
フリガナ
作業部品の【カナ】に登録されているフリガナを基準に検索します。
先頭一致による検索になります。
キーワード例
フリガナ【ブレーキフルード】を探したい場合。
キーワードは【ブ】や【ブレーキ】になります。
【フルード】では検索できません。
名称
作業部品の【名称】を基準に検索します。
含み一致による検索になります。
キーワード例
名称【エンジンアンダーカバー】を探したい場合。
キーワードは【エンジン】でも【ジンア】でも【ダーカバ】でも検索可能です。
部品区分
作業部品の【部品区分】を選択して検索します。
【作業】か【部品】か、どちらかの条件が選択できます。
部品価格
作業部品の【部品価格関連付け】の設定を基準にして検索します。
複数のキーワードが用意されていますので、1つだけを選択します。
管理区分
作業部品の【管理区分1】~【管理区分5】の設定を基準にして検索します。
複数のキーワードが用意されていますので、1つだけを選択します。
この管理区分は【消耗部品管理マスタ】と連動しています。
【消耗部品管理マスタ】で設定した管理区分がそのままキーワードとして利用できます。
車両点数区分
作業部品の【車両点数区分】の設定を基準にして検索します。
複数のキーワードが用意されていますので、1つだけを選択します。
この車両点数区分は【日整連の点数表】と連動しています。
【日整連の点数表】で利用されている車両点数区分がそのままキーワードになります。
二輪点数区分
作業部品の【二輪点数区分】の設定を基準にして検索します。
複数のキーワードが用意されていますので、1つだけを選択します。
F10 検索
上記にある検索キーワードを1つ、もしくは複数設定して【F10 検索】ボタンを押します。
画面上部と下部にある【F10 検索】ボタンの機能は同一のものになります。
オリジナルの作業部品を登録する。
オリジナルの作業部品を登録する場合、空白行に追加していくことになります。
作業名称や部品名だけでなく、挨拶文やキャンペーンなどを登録しておくことも可能です。
【F4 新規行】ボタンを押すと、自動的に最下部の空白行まで飛んでいくことになります。
作業部品の登録は、あらかじめ検索をしてからでも可能です。
あまりに膨大な作業部品が登録されているため、初期状態のまま重複を確認するのはとても大変な作業になります。
そこで検索をしておけば、絞り込んだ結果に対して新しく作業部品を登録することができます。
オリジナルの作業部品の管理をするときには検索を上手に利用してください。
【F8 全件】ボタンを押すことで、初期表示に戻ります。
コードを削除することで過去の伝票明細が消えてしまうことや、パッケージやメンテナンスパックが壊れることが考えられます。
オリジナルの作業部品が必要な場合は、追加の新規登録で対応してください。
登録するための必須項目。
コード、カナ、名称については入力することが必須の項目になります。
オリジナルの作業部品名称を登録する場合、必ず入力をお願いします。
コード
既存のデータに重複しないオリジナルのコードを設定します。
数字のみ6ケタ、LT・X・Zからはじまるコードは利用出来ません。
オリジナルのコードは他と差別化するために「*00001」や「CAR001」などのパターンで作成することを推奨します。
カナ
検索に利用するフリガナになります。
最大10文字まで入力することができます。
名称
伝票に印刷される文字になります。
最大25文字まで入力することができます。
【作業部品名称マスタ】の中で唯一、お客様の目にふれる部分でもあります。
登録した作業部品に設定できる追加項目。
追加項目については、必要がなければ設定する必要はありません。
必要な部分のみ設定してください。
部品区分
登録している項目が作業なのか、部品なのかを選択します。
課税区分
登録している項目の消費税について設定します。
部品と技術料それぞれに対して課税の設定ができるので、よく確認して設定をしてください。
数量
あらかじめ入力しておきたい数量を設定します。
単位
あらかじめ入力しておきたい単位を設定します。
部品売上分析区分
【統計表】にある【売上区分統計】で【分析別】に集計を行うための設定です。
この項目の内容は【売上分析区分マスタ】と連動しています。
【売上分析区分マスタ】で【部品代】と設定してある項目を選択してください。
部品原価
あらかじめ入力しておきたい部品原価を設定します。
部品単価
あらかじめ入力しておきたい部品単価を設定します。
工賃売上分析区分
【統計表】にある【売上区分統計】で【分析別】に集計を行うための設定です。
この項目の内容は【売上分析区分マスタ】と連動しています。
【売上分析区分マスタ】で【技術料】と設定してある項目を選択してください。
工賃原価
あらかじめ入力しておきたい工賃原価(技術料原価)を設定します。
工賃額
あらかじめ入力しておきたい工賃額(技術料額)を設定します。
車両点数区分
【日整連の点数表】に合わせた点数区分の設定ができます。
二輪点数区分
二輪車用の点数区分を設定することができます。
日整連優先表示
【車両点数区分】で設定した【日整連の点数】区分と連動した設定になっています。
伝票で【日整連の点数】を利用したとき、重複した【車両点数区分】の項目があった場合に、ここにチェックの入っている項目が優先的に表示されます。
基本点数
あらかじめ入力しておきたい基本点数を設定します。
付加点数
あらかじめ入力しておきたい付加点数を設定します。
学習点数
あらかじめ入力しておきたい学習点数を設定します。
学習
【部品作業学習マスタ】と連動した設定になっています。
【部品作業学習マスタ】による学習の対象としたくない場合、ここからチェックを外しておきます。
使用回数
現在までに利用された回数がカウントされていきます。
売上累計数量
現在までに利用された回数×数量がカウントされていきます。
部品価格関連付け
【部品価格】オプションに合わせた関連付けの設定ができます。
管理区分1~5
【消耗部品管理マスタ】と連動した設定になります。
【消耗部品管理マスタ】で設定した管理区分がそのままキーワードとして利用できます。
管理区分は1~5まで存在しており、複数の消耗部品にまたがった管理を行うことができます。
消耗品優先表示
車両の消耗部品交換期限が迫ったとき、伝票作成時に消耗部品の一覧が表示されることがあります。
そのときに優先的に表示したい部品にチェックを入れておくことになります。
リース管理区分1~5
【リース管理】オプションと連動した設定になります。
車両系マスタにある【リース管理マスタ】で設定した内容が選択肢として表示されます。
部品発注
【部品発注】オプションと連動した設定になります。
必要な場所に設定をしたあと、次の空白行までカーソル(点滅)を進めるか、マウスで空白行をクリックしてください。
自動的に保存されます。
表示項目を限定する。
【検索】と登録項目一覧表の間に用意されているのが【編集選択】ボタンになります。
【編集選択】ボタンを押すと、登録項目一覧表で表示される内容を限定することができます。
現在選択されているボタンはピンク色になっています。
【全て】ボタンを押すことで初期表示に戻ります。
カタカナ名称を半角→全角に変換したい。
作業部品マスタの右上に【作業部品名称変換】のボタンがついています。
選択している行のカタカナ名称を【半角】か【全角】に変換することができます。
カタカナを【半角】か【全角】に統一することで、伝票を印刷したときの見栄えを良くすることができます。