諸費用一括登録を利用する方法。

自賠責料金や重量税の改定、または設定してある諸費用の変更や追加などがあっても、登録済みの車両データは自動的に修正されません。

そのため、1台ずつ車両修正を行なっていただくか、まとめてデータを修正する必要があります。

以下は、諸費用一括登録を利用し、まとめてデータを修正するためのご説明となります。

複数台のDREAMPOWERをご利用の場合、諸費用一括登録は親機で実行してください。
親機で実行した場合、子機で実行する必要はありません。

諸費用一括登録を利用するための準備

メインメニュー → 【F11 会社情報】 → 【諸費用一括登録】

【諸費用一括登録】を表示したら、まずは実行のためのパスワードを入力します。
パスワードは入力欄のすぐ近くに記載されていますので、ご確認ください。

画面右上に【管理拠点】という項目がある場合は【全拠点】に合わせます。

以上で諸費用一括登録を実行するための準備は整いました。
あとは必要な各項目ごとに実行をしてください。

自賠責一括更新

【F5 自賠責一括登録】

車両に登録されている自賠責金額を一括で登録します。

車両データに種別、自事、用途、車検周期、最大積載量、いずれかの入力が無い場合、自賠責金額の一括登録が行えません。

 一括登録が行えなかった車両については、【自賠責一括登録】実行後、自賠責登録不可一覧として表示されますので、ご確認ください。

【F6 自賠責原価一括登録】

車両に登録されている自賠責原価を一括で登録します。

自賠責の原価は、自賠責金額から自賠責手数料を引いた金額になります。
この手数料は初期状態では1600円として設定されています。
手数料の金額を変更したい場合は、

メインメニュー → 【F11 会社情報】 → 【初期設定】

【初期設定】の右上にある【自賠責手数料】の金額を変更してください。

【自賠責原価 0円登録】

車両に登録されている自賠責原価を全車両0円で登録します。

重量税一括登録

 重量税一括登録は減税金額に対応しておりません。
 車検点検画面の一括登録をご利用ください。

【F7 重量税一括登録】

車両に登録されている重量税を一括で登録します。

車両データに種別、自事、用途、車検周期、車両重量(車両総重量)、いずれかの入力が無い場合、重量税の一括登録が行えません。

 一括登録が行えなかった車両については、【重量税一括登録】実行後、重量税登録不可一覧として表示されますので、ご確認ください。

【F8 重量税原価一括登録】

車両に登録されている重量税の原価を一括で登録します。

重量税の原価として登録される金額は、重量税と同じ金額になります。

【重量税原価 0円登録】

車両に登録されている重量税原価を全車両0円で登録します。

諸費用一括登録

【初期設定】にて作成した諸費用の金額を一括登録することができます。
一般的には【車検代行料】【車検印紙代】などが諸費用として設定されます。

【初期設定】の場所は、

マスタ → 【F11 会社情報】 → 【初期設定】

こちらになります。

【F9 諸費用一括登録】ボタンを押すことで、諸費用の金額を一括登録することができますが、事前に登録内容を決定しておく必要があります。

諸費用一括登録を実行するための設定は以下のとおりになります。

一括登録したい金額項目の選択

  • 金額のみ登録
  • 原価のみ登録
  • 金額・原価両方登録

上記のいずれかを選択します。
初期状態では【金額のみ登録】になっています。

一括登録したい諸費用の選択

【初期設定】 で作成した項目が表示されます。
初期状態では空欄になっています。

一括登録したい種別の選択

  • 【全種別】
  • 【普通】
  • 【小型】
  • 【軽自動車】
  • 【大特】
  • 【その他】

上記のいずれかを選択します。
初期状態では【全種別】になっています。
一律に統一したい場合は【全種別】を選びます。

一括登録したい諸費用の金額

【初期設定】で金額を入力していても、ここで改めて金額を入力する必要があります。
初期状態ではゼロが入力されていますが、この状態で諸費用一括登録を行うと、該当する諸費用はゼロ円として登録されることになります。

【金額】と【原価】それぞれに必要な金額を入力してください。

F9 諸費用一括登録

一括登録したい【金額項目】【諸費用】【種別】【金額】を設定することができたら、最終的に【F9 諸費用一括登録】ボタンを押して実行します。

諸費用一括登録の画像付き操作手順はこちらをご確認ください。