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回答内容
・エンジンルーム内のヒューズボックスの「J01 40A」を確認。ヒューズロケーションは添付ネット情報を参照。
・ヒューズが断線している場合は、ヒューズを交換して動作を確認。
・ヒューズに問題無い場合は、エアサスペンションコンプレッサーの作動音がするか確認。
・動しない場合は、診断機にて故障コードを確認後、添付ネット情報を参照して該当のエアサスペンションコントロールモジュール(ASCM)を診断。
一次回答
この症状はサービスモードスタックと呼ばれ、EPB作業時の電圧降下による車両内での通信エラーなどの要因があるようです。EPB動作時はバッテリー消費が大きいので、バッテリチャージャーを使用することをお勧めします。バッテリチャージャーを接続しIGをオンにして、車両全スキャンにより全ての故障コードを読み取り消去後に次の作業を実施して、結果をご連絡下さい。
ParkBrake → SpecialFunctions → CheckBasicsettingofparking-brake
ParkBrake → SpecialFunctions → Calibration
二次回答
➀の作業にてOKだったが、②の作業にてNGだったとのこと。他社診断機の場合、サービスモードでブレーキパッド交換後、サービスモードを解除し、EPBの基本設定(エアギャップ)を点検し正常の場合、セラミックブレーキ車はそのままで完了します。ノーマルブレーキ車は grinding-in で慣らし走行をして完了します。診断機の作業サポートメニューにブレーキパッド交換に関するファンクションがあればそれを実行してください。
結果
作業サポートメニューにブレーキパッド交換メニューが確認でき、ブレーキパッド交換→エアギャップ点検→範囲外なら較正→範囲なら次へ→ ブレーキパッド研磨モードで完了できた。
一次回答
故障コードによる診断ができないため、一般的な点検方法のご案内になります。
この車両の電源供給はエネルギーマネージメントにより行われます。
バッテリー横のIBSセンサーでの車両の消費電流を基に、エンジン始動時の電力を確保する
ために車両内の電力供給や充電量を制御します。全てのドアを閉じた状態からドアロック後、
約30~60分後に車両内の電源供給を段階的に減少させ、最終的には20mA程度の待機電流になります。
お問い合わせの症状は、車両がスリープ状態に入らない状況と推測されます。
点検方法のご案内にあたり、次の確認項目がありますのでご連絡下さい。
バッテリー交換時のバッテリー登録有無
暗電流点検のテスターはバッテリーマイナスケーブルへクランプ式のテスターで実施したか?
故障コードの読み取りと内容
お客様一次返答
バッテリー交換は別店舗で行われ、バッテリー登録しているかどうかは不明。
暗電流の点検はカイセのクランプ式のテスターで実施。
故障コードは、2C91、2C96、2C8D他を読み取り。
二次回答
2C91はエンジン停止中にIBS(インテリジェントバッテリーセンサー)が9V以下の電圧を検出が条件で、オルタネータの点検とIBSの点検が必要です。また、バッテリー交換後の登録が行われていない可能性があります。
2C96はエンジンコントロールモジュールが停車中、無負荷時の電流値エラーを検出が条件
で、ターミナルRの制御不具合による高い暗電流を示します。ターミナルRはスタートストップボタンを短く押した際に、CAS(カーアクセスシステム)が制御します。ただし、バッテリーの始動容量上限、次にエンジン始動するために、必要なバッテリー容量の確保をするために、ターミナルRを制御します。CASの不具合でもこの症状は発生します。
2C8DはIBSで計測されたターミナル30の電圧が9V以下を検出が条件で、暗電流
およびバッテリーの点検が必要です。他の故障コードは電圧低下により検出した可能性がある為、現状は診断不要です。
以上を踏まえた、エネルギーマネージメント点検方法の大まかな流れは以下の通りです。
①正しい手順で車両のスリープ移行状態を確認しながら、暗電流を再度測定する。
②次にバッテリー登録とIBSセンサーをリセットし、再度暗電流を点検し改善された確認する。
③最終的には暗電流は20mA程度に下がりますが、下がりきらない場合、何が原因でスリープに移行しないのかを点検する。その際、回路図を参照して必要なヒューズを外して暗電流の変化を確認する。
なお、暗電流測定中にドアロック、ボンネットロック、トランクロックのスイッチ不良で車両がリセットされ、再度暗電流が上昇することがありますので、点検時に注意が必要です。
点検方法詳細は下記点検欄でご案内しますが、どのヒューズを外したら電流値が正常になったのかご連絡下さい。
点検欄
暗電流点検
・グローブボックスにアクセス可能なように、ドアを開いたままでドアラッチをロック状態にする。
・ボンネットは開いたままラッチをロック状態にし、トランクも開けた状態でラッチをロック状態にする。
・残りの3つのドアは閉じた状態にする。
・診断機を接続し、IGオンでボンネット、トランク、全ドアのロックがロック状態かを確認する。
・診断機ケーブルを車から外しバッテリーに電流計を接続してリモコンキーでアンロック、ロックする。
ロックから車両オフまで
・0-3分後 車両がスリープ状態に入り、スタートストップボタンのイルミネーションが消灯
・3-8分後 車両がスリープ状態のまま
・8-9分後 FRM(フットウェアモジュール)がオフになり、読書灯、グローブボックスのライト消灯
・17-30分後、または17-60分後 ターミナル30Gがオフになり、完全に車両がオフ
以上の間に、最大暗電流値から段階的に減少、増減の後に約20mA程度になります。
電流値が依然として高い場合は、スリープに移行しないモジュールがあるので、回路図を参照してヒューズの取り外しを行い判断します。
ジャンクションボックス内の各ターミナルとヒューズNO.振り分け
・ターミナル30
80/78/79/72/73/86/84/41/81/4/68/3/2/62/53/55/54/64/52/63/75/12/
・ターミナル15
57/10/8/58
・ターミナル30G_F
32/31/61/74
・ターミナル30G_F DC-DC
59/56
・ターミナル30G_DC-DC
76/13/18/19/42
・ターミナル30G
77/23/71/24/25/21/22/69/70/46/45/49
※ヒューズNO.の相違がある場合は、実車のヒューズホルダーのマーキングを優先して下さい。以上の内ターミナル30がDMEエンジンコントロールモジュールで操作されるDMEリレーからの給電になります。各ターミナルのヒューズを一括りで分けて取り外しテストが良いと思います。
お客様二次返答
診断機でドアロックのクローズ状況の確認はとれた。
次にターミナル30から順に調べたところ、ターミナル30G_Fのところで反応があった。
その中で32/31は空なので61だけを外したところ、電流値が140mA前後から30mA前後まで下がった。
ヒューズを戻し、ドアロックモーターのカプラーを外すのと運転席の集中スイッチのカプラーを外して確認する予定。
三次回答
ターミナル30G_Fはドア、トランクリッドなどの状況変化で作動するターミナルで、作動原理の概要は以下の通りです。また、診断方法は後述にてご案内します。
作動原理概要
ターミナル30G_Fリレーは双安定リレーでジャンクションボックス制御ユニットによって制御され、障害が発生した場合に接続された電気負荷 (MASK または CCC) をオフにします。また、各スイッチング状態は電源投入時以外でも保持されます。ターミナル30G_Fリレーは、以下の条件で ON/OFF します。
ターミナル30G_Fがオン
・ 車両ドアロックを解除するか、ターミナルRまたはトランクリッド、ドアのコンタクト状態の変化(ドアハンドルの不具合など)
ターミナル30G_Fがオフ
・上記ターミナル30G_Fの条件以外で、60分間車両が静止状態
・上記ターミナル30G_Fの条件以外で、車両が 30回ウェイクアップされる
(車両内のモジュール不具合など)
ターミナル30G_Fリレーは、通常の状態では常にオンになります。障害が発生した場合にのみ、バッテリー上がりを防止する為、接続された電気負荷をオフにします。 ターミナル30G_Fリレーがオフになった後、再びオンにするには、上記のいずれかのスイッチオン条件が必要です。
診断方法
ヒューズNO.61の下流には複数のデバイスがありますが、容易に点検が可能なのは、
・S263アウタードアハンドルエレクトリックモジュールドライバーサイド
・S264アウタードアハンドルエレクトリックモジュールパッセンジャーサイド
左右どちらかのハンドルのコネクタを外せるよう準備し、NO.61ヒューズを外さずに、暗電流が140mA前後になった状態で、どちらかのハンドルのコネクタを外して確認して下さい。以上の点検結果を再度ご連絡下さい。
お客様三次返答
右フロントドアアウターハンドルを取外したところ、暗電流が20mAまで低下。
結果
右フロントドアアウターハンドルの交換で暗電流は正常になり解決した。
回答内容
弊社ではメーカー修理書の配布は二次使用権利問題でご案内しておりません。
同等の資料を海外でお探しご案内しておりますが、サービスマニュアルをお探しすることができました。
なお、修理書は英文の製本をPDF化しており、ウェブ上の翻訳ソフトでは日本語化できません。
また製造年を特定できる表記がありませんでしたので、実車と相違がある場合が考えられます。
資料は200MB以上ありダウンロードに時間がかかりますので、余裕のある時間帯にお願いします。
以下点検欄でお問い合わせ内容に関するサービスマニュアルの閲覧方法をご案内します。
点検欄
サービスマニュアル確認方法
1,以下ネット情報Net12-000431のURLリンクをクリックします。
2,【Please、tick the box below to get your link】のしたreCAPTCHA にチェックを入れます。
3,Get manual をクリックし表示された【Down load PDF】をクリックします。
4,ダウンロードが開始されるので完了まで待ちます。
5,ダウンロードしたPDFファイルを開きます。
6,359/1808 REMOVING AND INSTALLING THROTTLE HOUSING がインテークマニホールド含むスロットルハウジングの脱着方法になります。
7,360/1808 CHECKING AND ADJUSTING MICROSWITCHES ON THROTTLE HOUSINGが
スロットルハウジングの調整方法となります。
8,357/1808 REMOVING AND INSTALLING FUEL INJECTORS がインジェクタの脱着方法になります。
なお、ダウンロードするブラウザは特に指定がありませんが、PDFを閲覧するためのアクロバットリーダーなどのソフトウェアがパソコンにインストールされていることが必要です。
結果
お客様より
今年の1月から預かっておりポルシェディーラーでも修理書の入手ができず作業がストップして困っていた。英文でも内容がわかればありがたい。
弊社担当整備士の判断で車両1台分の情報があるものをお探しご提供したと告げたところ、広く活用ができ感謝しますとのことでした。
以上弊社担当整備士 須長
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